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suzuyoshi9's diary

雑多な内容が多いです

スーダンのきほんじょーほー

スーダン

f:id:suzuyoshi9:20161130160408j:plain スーダンに来てもう約2ヶ月が経ちました。 スズヨシです。 生きてます。

数名の方に、スーダンの治安とか気候とか聞かれたので、今回の記事ではスーダンという国について2ヶ月間過ごして感じたことを中心に、まとめておきます。

詳しい内容を知りたい方は、各自ぐぐってください。

またかなり長文なので、てきとーに読み飛ばしてください。 (注:ほぼ全て個人的な意見なので、100パーセントが正しい情報とは限りません。)

1.気候

スーダンは、今の時期は乾季で雨は全然降りません。

気温も、朝晩は25度前後 昼間は30度前後まであがりますが、湿度が低いので過ごしやすい時期です。

5月から9月にかけては、日中の気温が50度前後まであがって(しかもイスラム教のラマダン・断食の時期と重なる)大変らしいですが、

自分は4月上旬に帰るので、つらい時期を経験しなくて済むのでちょっと嬉しい。

2.治安

最近では、南スーダンへのPKO派遣のニュースがあり、スーダンも治安大丈夫なのかと思われることがありますが、

今のところ、首都ハルツームでは現地警察が警備を強化しているようで治安は良いです。

スリやひったくりに狙われることもなく、実際に巻き込まれたという事例もほとんどありません。(年間数件程度)

夜道は、道路照明が未整備のところが多く暗いですが、充分に気をつけていれば問題ないと思います。

デモや抗議活動は、今のところ起きていませんが、後述する政策のところで反発が起きており、油断はできない状況です。

3.宗教・文化

スーダンは、ほとんどの人がイスラム教です。なので、街のいたるところにモスクがあります。

お祈りの時間になると、モスクからアザーン(礼拝の呼びかけ)放送が始まります。これが結構な音量で、朝5時とかに鳴るのでいい目覚まし(?)になってます。

またイスラム教の関係で、休日が土・日ではなく、金・土となってます。(最初はなかなか慣れませんでした・・・)

少数ですが、キリスト教の信者もいるらしく、カトリックプロテスタントエチオピア正教などの教会もあります。

日ごろのあいさつにも、宗教が根付いていて、

  • アッサラーム・アライクム(あなたのうえに平穏を、平和を こんにちはの意)
  • アルハムドゥリッラー(神様のおかげで)
  • インシャーラー(神の御意思であれば)

などが使われています。

文化ですが、ハルツームで生活している感じだと(宗教のことも含めて)中東の文化っぽいなぁという印象を受けます。

地方の方にいくと、木々があったりしてアフリカっぽい風景と思うこともあるのですが、やはり砂漠が広がってるので

中東っぽいなというイメージを受けます(今のところ)。

4.政治・経済

街では車や人が行き交っていているので、生活していると日々成長しつつある普通の途上国だなと思うのですが、

実は、スーダンはアメリカの平和基金が発表している脆弱国家ランキングで第4位となっています。

これは協力隊が派遣されている国の中でも、唯一トップ5にある国です。

(参考:The Fund for Peace

この理由としては、世界各国からの経済制裁、国境付近での長引く紛争、貿易赤字などが考えられます。

特に経済制裁及びアメリカによるテロ支援国家の指定によって、具体的には

  • アメリカ資本のチェーン店は一切ない
  • クレジットカード決済ができない(実店舗でもインターネットでも)
  • 海外送金もできない
  • 海外旅行保険が制限される
  • Apple製品でAppStoreからソフトウェアがダウンロード・アップデートできない
  • Windows Updateに失敗する
  • そのほかAirbnbTumblrなどが使えない
  • (蛇足)一度スーダンに来ると、アメリカ渡航の際にビザ免除プログラムが使えなくなる

といった問題があります。

(インターネット関連については、VPNやプロキシを使って回避できますが国内ではあまり普及していません)

個人的には、テロ支援国家の指定を受けるきっかけになったアルカイーダの組織も、政府からいなくなってるし、

これからスーダンがより良い国になっていくためにも、経済制裁がなくなってほしいと願うばかりです。

また、政府の経済政策も的外れな部分が割とあって、ついこの間も石油補助金の削減により、

全国規模で、ストライキ・デモが行われていました。

これに関しては、先輩隊員である丸山さんが書いているので、参考にご覧ください。

34.hatenablog.jp

5.スーダン

そんなこんなで、政治経済的には問題が多々ありますが

実際に生活している人々は、とても温厚で優しい方が多いです。

街を歩いていると、めずらしいためか、「サディガ!(友人)」と呼びかけられます。

また、スーダンには中国人が多い(あまり見かけないけど・・・)らしく、「チャイナ!チャイニーズ!」、「ニーハオ」とか言われます(たまにイラっときますが笑)。

バスに乗ると、なぜか隣の人が運賃を払ってくれたり、英語で声をかけてくれたりすることもあります。

ハルツームには日本語を学んでいる学生もいます。その学生さんたちとはほぼ日本語で会話できるので、凄いなーと感心してます。自分も語学がんばらないと・・・

もし、スーダンに来ることがあれば是非現地の方と積極的に話してください!とても楽しいです!

以上になります。

長々と書きましたが、少しでもスーダンに興味を持っていただけたら幸いです。

ではまた!