SP2LCで使っているインフラについて
本記事は、SP2LC Advent Calendar の2日目の記事です。
先日は、清水先生によるSP2LCの紹介でした。
一昨日くらいに、「SP2LCでアドベントカレンダーやろうぜ!」とか急にふられてえってなりましたが、 広報のためにも、参加することにしました。。
SP2LCとの関わり
自分自身は、サレジオ高専に在学していたとき本科1年次から5年間、参加していました。
高専プロコンに参加したり(4年次の競技部門参加を除いて全て応援)、高専カンファレンスに参加したりもしていました。 そのお陰で、プログラミングの知識や、高専界隈のつながりも作ることができました。
また、インフラの構築・運用で試行錯誤しながら知識を培っていくことができたので、感謝してますm( )m
活動部屋のネットワーク環境
学校よっては、プロキシや認証LANがあり開発活動やネットサーフィンが制限されることがあるかもしれません。現にサレジオ高専がそれで、通常では外部SSHにつなげない(のでGithubが使えない、httpでできるけど)、開発したWebサービスとかを公開しづらい(今じゃherokuあるけど)などの問題が起きていました。
しかしサレジオには、研究用ネットワークという仕組みがあります。研究用ネットワークを利用すると、グローバルIPの1個ないしは複数個の割当を受けられるのです。そのため、SP2LCでは研究用ネットワークを申請し、独自にサーバとネットワークを構築・運用しています。
サーバに関しては、ラックマウント型のサーバにVMWare ESXiを導入しており、 ネットワークに関しては、/28(16個)のグローバルIPとRTX1200を利用しています。ルータ側で、開発用PCとサーバでVLANを分けていたりしますが、そこまで複雑な構成にはなってないです。
運用しているサービスは
- ディレクトリサービス(LDAP、各サーバのログインに使用)
- ファイル共有(Samba)
- ブログ(WordPress)
などです。挙げてみると思ったより少ないです。その他、計算を走らせたりプロコン課題部門で開発したサービスを動かしたりしてました。
ソースコード管理はGithubだし、コミュニケーションツールもSlackになっているので、活用の幅は以前と比べると狭くなってますね。
今後の展望
現状、ファイアーウォール周りの設定が甘い、使ってるOSが古い(CentOS6)系などがあるので、 今後、後輩と協力しながら改善していきたいと思ってます(働きながらそんな時間持てるのか…←)。
またDockerやRedmine、各種CIなども導入してもっと開発に活かしていってほしいなー(チラッ
2014年に工学教育研究講演会で発表もしたので、もし良ければそちらもご参照ください。 www.jstage.jst.go.jp